みなさん。配当金もらってますか?
さて、トランプ大統領の関税政策や各種発言によって、株式相場も大きな影響を受け、日経平均株価や米国S&P500も大きく減少しています。
各株価の年初からの推移
〇 日経平均株価
〇S&P500
そんな中で、せっかく新NISAで買った投資信託も含み益が減っていたり、含み損になってしまい売却を考えられている人もいるのではないでしょうか?
売らない過ごし方その1 株価は将来は上がるという予測の下成り立つ
売ってはいけません!
株価とは上がったり、下がったりしつつ、将来的には上昇を続けるという見込みで成り立っています。
なぜなら、今回の下落局面は過去30年単位で見た場合には誤差に過ぎません。
〇S&P500
こうして過去何十年という単位で見ると、ここ数日の下落はほとんど誤差、考慮する必要もないほどの下落ということが分かります。
ニュースでは、不安を煽るように下落、暴落、株価乱高下という文字が踊りますが、数十年単位での投資をする長期投資家においては聞く必要のないノイズであることが分かります。
売らない過ごし方その2 下落は利回り上昇のチャンス
また、高配当投資家にとっては、株価下落局面は配当金利回り上昇を見込めるチャンスでもあります。
例えば、株価100円、配当金5円の銘柄があるとして、現時点では利回り5%ですが、株価が90円になった場合、利回りは5.5%に上昇します。
そして、株価に比べ配当金の下落というのはそこまで急ではありませんから、高い配当がもらえる銘柄を株価が安くなっているうちに買い進めるのが吉ということになります。
なお、株価下落は高配当投資にチャンスと言いましたが、実は今は高配当銘柄は下がっているどころ、少し上がっています。
〇 日経高配当関係
日経平均株価が年初-3.96%に沈んでいる一方で、高配当を集めた1489,1698は+3~4%の上昇となっています。
〇米国高配当関係
天下のS&P500に投資をするVOOは年初で-4.79%ですが、高配当ETFは1%~%プラスで推移しています。
このように日本株、米国株といずれも全体インデックスは下げに転じていますが、高配当銘柄はプラスになっています。
これは、株価下落している多くが半導体関係のハイテク株だからで、高配当関係はハイテク銘柄は少なく伝統的な耐久消費財などのディフェンシブ銘柄が多いためですね。
高配当銘柄では資産面で全体のインデックスにかなわないと言われることも多いですが、一場面的にみると、株価でも高配当株が上回ることもあります。
今回はたまたま高配当株は上昇しているため、大きな資産低下となっていませんが、これが下降となっていてもやることは一緒です。
売らない過ごし方その3
「その1」と「その2」を絶対に忘れないことです!!!!
すみません。バフェットの名言である「ルール1は、決して損をしないこと。ルール2は、ルール1を決して忘れないこと」を言ってみたかっただけです。
ただ、この「忘れない」というルールは本当に大切で、私も5年間高配当投資を続けてきて、「暴落だ」と言われた局面は何度もありましたが、その1とその2を常に頭の中に置き続け、積み立て投資を続けてきました。
その結果、NISA口座への買い替えやキャッシュ確保のためという理由を除いて、いわゆる「これから下がるかもだから売ろうか」ということは一回もしていません。
そしてこれからもしないつもりです。
引き続き、JUSTKEEPBUINGで買っていくのが正解です!
それではよい配当ライフを!
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