投資界隈をざわつかせている不正アクセス問題、ついに5月1日に有名投資家のテスタさんがのっとりの被害を受けたことを明らかにされました。
今回の事件の私の雑感と対応方法を書いていきます。
楽天証券のアカウントロック方法を知りたい方は、目次の「楽天証券のアカウントロック方法」をご覧ください。
今回の事件を受けて
テスタさんの件を聞くまでそれまでもネットで被害を聞いていて、私もパスワードや取引番号を変更するなどの対応をしていましたが、あのテスタさんが被害にあわれたということで頭のスイッチが切り替わったように感じました。
これまではどことなく「十分な対策していない人が被害にあっていたのではないか?二段階認証などの対策をとっていれば大丈夫だろう」という思いだったのが、「あのテスタさんが被害を受けたということは、多分今の時点で完璧に防ぐ手段はないのだろう。これは対岸の火事ではない。ヤバい」という気持ちに変わりました。
日本全体としてもざわめきだし、大手証券会社10社が補償に乗り出したという報道も出ています。
SBIや楽天証券などはのっとり被害が出始めたころ、わざわざ「証券会社側に非がない場合は補償をしない」という約款変更を行っていたにもかかわらず、一定の補償対応を行うということのようです。(「一定の」という単語が気になりますが。。。)
私はフルインベストに近い形で投資をしていますので、まさに乗っ取られたら全財産を失うこととなります。テスタさんの報道があってからは乗っ取られた夢を見るほど恐怖を感じました。
ということで、できることはすべてやろうと思い、楽天証券のアカウントをロックしました!
楽天証券のアカウントロック方法
電話対応で外国株や個別株の取引き制限などができるようですが、有人オペレーターへの電話が必要ですし、平日の夕方までに限られること、電話が殺到してつながりにくいということを聞きましたので、24時間365日いつでも受け付けている自動音声の窓口に電話をして、アカウントをロックしました。
フィッシング詐欺の問題が起きているので、ここでURLを貼ることはしませんが、
ブラウザで「楽天証券 カスタマーサービスセンター」と調べると、楽天証券のカスタマーサービスセンターのページが出てきますので、そこの下の方に「不正アクセス対策」の「証券口座の一時的な利用停止」を押すと出てくる電話番号にかけます。
自動音声で対応されますので、そこで音声に従いつつ、
1 部店・お客様コード(楽天証券を開いて自分の資産額が出てくる少し上に数値)
2 ログインIDの下4桁
3 生年月日(西暦8桁)
を順次入力すると、すぐにアカウントロックができます。
アカウントロックすると毎月の積立もストップしてしまいますが、一時の面倒で全てを失う可能性があることを考えると、少しでも迷っている方はやったほうがいいと思います。(当然、最終判断は投資家個人にゆだねられています。)
補償を行うとアナウンスされましたが、全額とは限りません。乗っ取りに会わないことが一番重要です。
自分で守れることはさっさと対応し、精神の平穏を保つ。それが一番大事です。
ちなみに、アカウントロックすると毎月の積立は停止してしまいますが、配当金の受け取りメールは来ておりました!
高配当投資家のみなさんはご安心ください。
以上です。
あとで後悔しないよう、自分のとりうる手段はやりすぎかもと思えるぐらいにやった方がいいと思います。(猛者はわざとログインパスを間違えまくって、アカウントロックにしている人もいるようです。)