みなさん、配当金もらっていますか?
前回の更新からだいぶ期間が開いてしまいましたね、、、
5月に証券口座の乗っ取り被害が相次ぎ、私自身夢に出るくらいビビっていましたので、2か月近く証券口座をロックしておりました。
さて今回は、新NISAの積立投資枠でもついに高配当投資信託の積立を始めてしまったというお話です。
私は新NISAの積立枠は、この5月まではオルカンとナスダック100に半分ずつ投資をしておりますが、その間もずっと「日経平均高配当利回り株ファンド」(三菱UFJアセットマネジメント)がかなり気になっており、この6月についに積立投資枠デビューを果たしました!。
そこで、日経平均高配当利回り株ファンドの概要と良い点、新NISA積立投資枠の投資戦略について紹介していきます。
※ この記事の記載内容はすべてブログ主の意見です。投資は自己責任でお願いします。
※ 記事中、投資信託の分配金は「配当金」と呼称します。
新NISA積立投資枠の配当関係
積立投資枠に投資できる配当関係銘柄は、6か月前に次の記事でまとめています。
こちらでは、いずれのファンドも信託報酬が高すぎるとして様子見の方針をとっていました。
今でもその思いは抱いていますが、次の3つの理由により、日経平均高配当利回り株ファンドを積立投資枠で投資することにいたしました。
日経平均高配当利回り株ファンドは結構いい感じ
日経平均高配当利回り株ファンドの概要
日経平均高配当利回り株ファンドは、日経平均株価構成銘柄の225銘柄のうち、予想配当利回りが高い上位30銘柄に投資をする投資信託です。
インデックスのうち、配当利回り上位から選んでいく手法は、SPYDと同じですね。いわゆるダウの犬戦略の日経平均バージョンということです。
構成銘柄は、次のとおりです。
いずれもみなさんが知っているような大企業ばかりで構成されていますね。
海運、鉄鋼、輸送用機器と景気敏感株で全体の4割を占めているため、結構景気に左右されてしまう点が気になりますが、私が投資しているのはディフェンシブ銘柄が多いので、いい感じに分散できるかもという思いもあります。
ファンド平均利回りも4.8%と結構いい感じに高配当です。
ちなみに30番目の銘柄がありませんが、それは無配転落した日産自動車ですね。無配となったため構成から除外したということです。無配転落という状況に迅速に対応できるのがアクティブ投信のいいところと思いますが、逆に言えば無配転落するような銘柄を当初から入れていたということもいえます。
どちらも結果論ですが、アクティブ投信の良い点悪い点双方が表れているということでしょうか。
当該ファンドの設定来である2019年から日経平均株価との比較チャートです。
2020年のコロナショック時には日経平均株価から大きく落ち込み、回復期に日経平均を大きく上回っています。景気敏感株が多く含まれているので、その特性が大きく出ている感じがしますね。
直近一年のチャートで日経平均と比較するとあまり変わりはありません。
最後に純資産ですが、こちらは1800億円と十分な量です。
2019年に組成された投資信託ですが、積立枠に採用されたこともあって純資産は増え続けています。
日経平均株価は今後大きく上がる?
長年右肩上がりのチャートを続けている米国株S&P500と異なり、日経平均株価は30年ずっと停滞を続けてきました。
しかし、2024年には最高値4万円を突破するなど、長年の停滞を突破できる状況が見えています。
最近はトランプショックの影響で3万円台をうろうろしようやく4万台にのったと、長年割安で放置されてきた?日本株について、ウォーレン・バフェットも購入するなど世界的に注目が集まっており、今後の上昇も期待できるのではないでしょうか?
また、これは私の妄想ですが、日経平均株価は30年間のカップウィズハンドルを形成しているのでは?とも思います。
こんな感じで日経平均株価にも少しの明るい未来を感じつつ、配当金を受け取ることができる当ファンドはなかなかいいのではと感じている次第です。
積立NISAで配当金がほしい!できれば円で!
それに加えて、現在積立NISAではオルカンとナスダック100指数に投資をしているのですが、そこから国内株に入れ替えたいという理由もあります。
円で受け取る配当金の大事さ
トランプショックによりドル売りが続き、円高ドル安局面となっています。
ドル円がジグザグ動くことは当然理解しています。そして私が投資を始めた2020年の1ドルは110円程度だったことを考えると、ここ5年間はずっと円安局面に動いていたことが分かります。
そして今後は日銀の政策金利が上昇することが予想されること、トランプ大統領により任期中はドル安方向に操縦される可能性が高いことから、今後は円高方向に進むことが強く予想されます。
私の保有資産の8割近くがドルで保有していることから、為替の影響を直接的に受けない銘柄への投資を行っていきたいと考えています。
特に私はセミリタイア後は配当金を不労所得として受け取りながらの生活を考えていますので、一定、円で受け取る配当金を増やしていきたいとも思っています。
新NISAでの配当金の受け取り時期が遅くなる
現在の私の積立投資枠の投資戦略は、オルカンとNASDAQ100指数に連動する投資信託を買いつつ、優良な配当金投資信託が積立投資枠に採用されると同時に、それに買い直していくというものです。
そして、私が思う優良な配当金の投資信託が積立投資枠に採用されるのは、早くても2028年ごろとなっており、そこからの買い直しとなった場合に、積立投資枠の全枠で配当金をもらうには5年後の2032年まで待たないといけないことになります。
(積立投資枠に将来的に採用される可能性がある銘柄については次のとおり)
であれば、現状でも配当金が配られる投資信託を購入しつつ、よりよい投資信託が積立投資枠に採用されれば、そちらに移行することで、毎年非課税の配当金をもらいながら、優良投資信託へのシフトも可能となります。
また、優良投資信託が積立投資枠に採用された場合には、ライバルが出現することになりますので、日経平均高配当利回り株ファンドの信託報酬も下げてくれるかもしれません。
私にとっての当ファンドの不満点は信託報酬額があまり低くないという点のみですので、そこが解決できたら投資を続ける理由にもなります。
以上が私が日経平均高配当利回り株ファンドへの投資を始めた理由となります。
トランプ関税の行方はまだまだ分からないことばかりですが、これから何十年と続けていく投資においては一瞬の事態にしかすぎません。
未来永劫配当金をもらい続けるための取り組みをひたすらに進めていきます。
それではよい配当ライフを!
<関連リンク>
積立投資枠で配当金を受け取れる銘柄は次にまとめています。