みなさん、配当金もらっていますか?
先日の記事で、資産総額が4200万円を突破し、 世間一般の定義では、資産3000万円以上は「アッパーマス層」、5000万円を超えると「準富裕層」と呼ばれるそうです。私もいよいよ、準富裕層へのリーチがかかってきました。
「4000万円もあれば、ランチは毎日1000円越えの定食ですか?」 「スーツはオーダーメイド? 高級時計とか買っちゃうんですか?」
もしかしたら、そんな優雅な生活を想像される方もいるかもしれません。 しかし、現実はあまりにも地味です。どれくらい地味かというと、私の今日のランチは「週末に作り置きして冷凍しておいた、茶色い炒め物弁当(原価約150円)」です。
今回は、資産額が増えても生活レベルを1ミリも上げない(上げられない)、地方公務員のリアルな「ドケチ……いや、最適化された日常」を包み隠さず公開します。

- 「食」の最適化:週末の1時間が平日を救う
- 「衣」の最適化:ユニクロは公務員の制服である
- 「通信・日用品」の最適化:楽天経済圏の住人
- 「車」の最適化:動けばいい、走ればいい
- 「住」にはお金をかける(ただし戦略的に)
- 「生活レベル」というラチェット効果
「食」の最適化:週末の1時間が平日を救う
私の平日のランチは、基本的に「完全自炊」です。 とはいえ、毎朝早起きしてキャラ弁を作るようなマメさはありません。私が実践しているのは、究極の効率化弁当です。
週末の大量生産ルーティン
土日のどちらか1時間を使って、1週間分(5食分)の昼食を一気に作ります。 メニューは毎週ほぼ同じ。 「鶏肉(むね肉かもも肉)、白菜、もやし、まいたけ、えのき」などを大量に鍋へ投入し、塩コショウとウェイパー(または創味シャンタン)、醤油、みりんなどで炒めるだけ。
これをタッパー5つに均等に分け、同じく5食分炊いたご飯と一緒に冷凍庫へ放り込みます。
平日の朝は、その塊を一つ鞄に入れるだけ。職場のレンジでチンすれば、栄養バランスのとれた熱々のランチの完成です。
「毎日同じ味で飽きませんか?」と聞かれますが、不思議と飽きません。 私にとって平日の昼食は「午後の業務のための燃料補給」であり、そこに娯楽を求めていないからです。何より、コンビニで毎日800円使うのと比較すれば、月間1万5千円以上の節約(配当金換算で税引前2万円相当)になります。これがデカイ。
仕事中の飲み物?当然水筒に入れた水にコーヒーは大量買いしたスティックコーヒーです。
「衣」の最適化:ユニクロは公務員の制服である
資産が増えても、ハイブランドのスーツには全く興味が湧きません。 私の仕事着は、ここ数年ユニクロの「感動ジャケット」と「感動パンツ」一択です。
-
コスパ最強: 上下セットでも1万円でお釣りが来る。
-
機能性: ストレッチが効いていて、自転車通勤もデスクワークも快適。
-
メンテナンス: 家の洗濯機でガラガラ洗える。クリーニング代がゼロ。
これを3着買い揃え、ローテーションで着回しています。 公務員の職場では、清潔感さえあれば高級スーツである必要はありません。汚れたらすぐに洗えて、ダメになったら即座に同じものが買い替えられる。この「再現性の高さ」こそが、私にとっての最高の贅沢です。
「通信・日用品」の最適化:楽天経済圏の住人
固定費の削減も徹底しています。 携帯キャリアはもちろん大手3社ではなく、「楽天モバイル」。 多少電波が悪い場所があっても、月々の安さと、SPU(スーパーポイントアッププログラム)によるポイント還元には代えられません。
洗剤やティッシュなどの日用品は、ドラッグストアでちまちま買いません。 「楽天スーパーセール」のタイミングでまとめ買いし、ポイントをガッツリ回収します。
もちろん、Amazonの方が安い場合はそちらを利用しますが、基本的には「ポイントで投資信託を買う」ところまで見据えて、楽天経済圏を活用しています。
「車」の最適化:動けばいい、走ればいい
地方にとって車は必須アイテムですが、ここにもお金はかけません。 現在乗っているのは、親族から譲り受けたコンパクトカー。私の手元に来てから7年目、その前の期間を含めれば10年選手です。
資産4000万円あれば、キャッシュで高級SUVや輸入車を買うことも可能です。 実際、「そろそろ新しい車もいいかな……」という欲が頭をよぎることもあります。
しかし、冷静に考えると、私が車に乗るのは基本的に土日だけ。 平日は自転車か徒歩通勤です。 「週に2回しか乗らない鉄の塊に、数百万円を払う価値があるか?」 そう自問し、欲がすーっと収まっていくのを感じます。結構EVの中古なんかはかなりお安く買えそうで狙っているのですが、それでも200万円、、、
まだまだコンパクトカーで頑張ってくれます!
「住」にはお金をかける(ただし戦略的に)
ここまでドケチ自慢をしてきましたが、唯一お金をかけているのが「家」です。 私と妻は、二人とも根っからのインドア派。「休日は家でゆっくり過ごしたい」という価値観が一致しているため、住環境の快適さには投資を惜しみませんでした。
現在は持ち家で、住宅ローンの返済は月10万円ほど。 変動金利で借りているため、昨今の金利上昇リスクは当然認識しています。 そのため、返済額ギリギリで生活するのではなく、「金利が上がっても大丈夫なように、あえて多めのバッファをとって資金を積み立てる」という戦略をとっています。
これも、妻が私の金銭感覚(節約志向)を理解してくれているからこそできることです。 「あれ買って、これ買って」と言われることもなく、互いに無理のない範囲で、息をするように節約ができている。この「価値観の共有」こそが、資産形成における最強のエンジンかもしれません。
「生活レベル」というラチェット効果
資産が1000万円以下だった頃と、4200万円になった今。 振り返ってみると、生活レベルは驚くほど変わっていません。
食べるものは同じ、着るものも同じ、休日の過ごし方も同じ。 しかし、決定的に違うものが一つあります。 それは「精神的な安定感」です。
「もし嫌なことがあっても、最悪辞めても生きていける」 「車が壊れても、キャッシュですぐに買い替えられる」
この安心感があるからこそ、150円の弁当も、ユニクロのスーツも、惨めだとは微塵も思いません。むしろ「この生活を続けているからこそ、資産が積み上がっていくんだ」という自信にすらなっています。
行動経済学には「ラチェット効果」という言葉があります。 一度上がってしまった生活水準(消費水準)は、なかなか下げることができないという現象です。
一度贅沢な暮らしを覚えてしまうと、それを下げる時には強烈な痛みを伴います。 だからこそ、私は「自分にとって苦にならない範囲で、可能な限り低い生活コスト(損益分岐点)で暮らす」ことを心がけています。
それは我慢ではありません。一度仕組み化してしまえば、あとは自動的に続きます。 この「低コスト体質」さえ維持できれば、どんな不況が来ても、インフレが来ても、私たちは淡々と資産を積み上げ続けることができるのです。
こうした「日常」に掛けるお金は可能な限り少なくする一方で、資産が積み重なった今大事にするのは「体験には金をかけてもいいかな」という思いです。
特に配当金を使った旅行はかなり満足のいくもので、おそらく数年、数十年先にもしっかりと覚えているであろう楽しい経験でした。
こうした「思い出の配当」になるものにはしっかりとお金をかけていきたいものです。
資産5000万円の準富裕層になっても、1億円の富裕層になっても。 おそらく私は、週末に白菜を刻み、タッパーにご飯を詰めていることでしょう。 そして年に数回の上質な体験を買う。それが、私にとって一番落ち着く「公務員投資家」のスタイルなのですから。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。配当ライフでした!