みなさん、配当金もらっていますか?
2026年に入り、私の資産は4200万円を突破しました。 一時期は「個別株の分析こそが投資の醍醐味!」と鼻息を荒くしていた時期もありましたが、最近の私の積立状況は投資信託に絞り、また個別銘柄も徐々にですが投資信託やETFに移行しています。
現在の主力の積み立ては、先日の記事でも紹介した「日経平均高配当利回り株ファンド」や「SBI欧州高配当株式」といった投資信託(ファンド)たち。
「せっかくまとまった資産があるのに、なぜ自分で銘柄を選ばないの?」 「信託報酬がもったいないと思わない?」
そんな声が聞こえてきそうですが、今の私には、あえて投資信託をメインに据える明確な理由があります。今回は、「資産形成の中盤戦」に差し掛かった公務員投資家のリアルな心境をお話しします。

- 「時間」は、配当金よりも貴重なリソースである
- 個別株に潜む「減配・倒産」のストレスからの解放
- 新NISAと「低コスト投信」の相性が良すぎる
- 「出口戦略」で笑うのは、仕組み化した人
- まとめ:こだわりを捨てて、「仕組み」を愛でる
「時間」は、配当金よりも貴重なリソースである
2020年に投資を始めてから、当初は個別の銘柄の分析に精を出してそれこそ四季報や米国四季報、決算短信などを読み漁って必死に銘柄を探しておりました。
しかし、正直そうした銘柄分析に少し飽きてしまったのと、激務部署にいたこともあって投資の勉強に時間をかけることができなくなってきました。
さらに今の私は、サイドFIREを見据えた資格試験を勉強しておりまして、そんな中で、数十ページに及ぶ決算短信を読み込み、業績を予想し、PERやROEを比較して個別株をスクリーニングする、、、しかも保有する個別銘柄は数十あり、それらを定期的にウォッチングする、、、
「正直、そんな時間は1分もありません」
かつては個別株の分析が趣味でしたが、今の私にとって最も優先すべきは、本業での安定したパフォーマンスと、未来を切り開くための自己研鑽(勉強)です。
投資信託やETFであれば、日経平均採用銘柄や欧州のエリート企業の中から、高配当な銘柄をプロ(あるいはシステム)が自動で選別し、リバランスまでしてくれます。 私がやることは、月に一度、資産額をチェックして「よしよし」と頷くだけ。
この「手離れの良さ」こそが、忙しい現役世代にとって最大のメリットです。
個別株に潜む「減配・倒産」のストレスからの解放
個別株投資、特に高配当株投資で最も恐ろしいのは「減配」です。
苦労して分析して買った銘柄が、ある日突然「今期は配当を出しません」と発表したときのショック。資産額が減るだけでなく、期待していたキャッシュフローが断たれる絶望感は、精神的にかなりのダメージを与えます。
【投資信託によるリスク分散】
私が保有している「日経平均高配当利回り株ファンド」は、日本の優良企業30銘柄に分散しています。 仮に1社が減配しても、他の29社がカバーしてくれる。1社が不祥事で暴落しても、資産全体への影響はわずか3%程度です。実際に日経高配当利回り株ファンドに含まれていた日産が2025年4月に無配に転落する事態が起きましたが、投資信託自体への大きな影響はありませんでした。
※ このファンドの本当に唯一の欠点は信託報酬手数料の高さです。せめて0.3%代にしてくれ。。。
この「個別の不幸に大きく左右されない」という安心感は、インデックス投資にも通ずる「凪」の心をもたらしてくれます。
新NISAと「低コスト投信」の相性が良すぎる
2026年現在、私たちが利用できる投資信託のコスト(信託報酬)は、一昔前では考えられないほど安くなっています。
例えば、私が愛用している「SBI欧州高配当株式」。 信託報酬は年率0.099%程度。100万円預けていても、年間の手数料はわずか1,000円足らずです。
自分で欧州の個別株を30銘柄買い集めようと思えば、外国株の取引手数料だけで数万円は飛んでいきますし、現地の税制を調べる手間も膨大です。
「0.1%のコストで、プロの銘柄選定と管理を買っている」と考えれば、これほどコストパフォーマンスの良い買い物はありません。
また、クレカでの積み立て投資こそできませんが、私の当初から保有するまさに相棒株のVYMに至っては、0.06%です。
さらに、新NISAの「つみたて投資枠」では個別株が買えませんが、高配当な投資信託であれば、非課税で効率よく分配金(あるいは再投資による資産増)の恩恵を受けられます。制度をフル活用するなら、投信シフトは必然の結果でした。
「出口戦略」で笑うのは、仕組み化した人
私が目指しているリタイア後の生活で、毎日パソコンの前に座って相場と格闘したいか?と問われれば、答えは「NO」です。
リタイア後にのんびり暮らしながら、自分のポートフォリオが勝手に回り続け、毎月に一度、決まった額の配当金が口座に振り込まれる。
「投資を忘れて、人生を楽しめる状態」
これこそが、私の理想とするゴールです。 個別株へのこだわりを捨て、優秀な投資信託にバトンを渡すことは、リタイア後の自分に「自由な時間」をプレゼントする予約券のようなものだと思っています。
まとめ:こだわりを捨てて、「仕組み」を愛でる
かつての私は「個別株をたくさんもってそれらをしかりと把握してこそ真の投資家」だと思っていました。信託報酬手数料は払わないほうがよいと。 しかし、資産4000万円を超えた今、確信していることがあります。
それは、「最も重要なのは、銘柄選びの技術ではなく、投資を続けられる仕組み作りである」ということです。
このシンプルな3ステップを徹底するだけで、私の資産は4200万円まで育ちました。 もし、あなたが日々の銘柄選びに疲れ、「もっと楽に投資がしたい」と感じているなら、一度「個別株へのこだわり」を手放してみてはいかがでしょうか。
意外と、その方が資産も心も、豊かに育っていくかもしれませんよ。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。配当ライフでした!